キットレンズと高倍率レンズを試してみる! |
左から Canon EF-S55-250 F4-5.6 IS Canon EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS TAMRON AF18-270mm F/3.5-6.3 Di II VC LD Aspherical [IF] MACRO[B003] とある事情から、Canon EOS Kiss X3ダブルズームキットと、高倍率レンズTAMRON AF18-270mm F/3.5-6.3 Di II VC LD Aspherical [IF] MACRO[B003]を手に入れることが出来た。 レンズ付きのキットを手にするのは、初めてのデジイチだったCanon EOS Kiss Digital X(以下KDXと記す)以来である。 KDXもダブルズームキットを購入したが、当時は手ぶれ補正はついておらず、望遠側のレンズはフルサイズでも使えるEF55-200mm F4.5-5.6 II USMであった。当時のキットレンズは、価格の割りによく写るとはいえ、「やはりキットレンズ」というような性能だった。 それ以降、どっぷりデジイチの世界にはまり込み、EF-S17-55mm F2.8 USMや単焦点レンズ、さらにLレンズの性能を見てしまうと、やはりキットレンズを使うのはためらわれてしまう。 便利さに惹かれて、高倍率レンズのSIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC OSも購入してみたが、やはり画質やオートフォーカスの遅さなどが不満で、本格的な撮影に使うことはほとんど無かった。 X3ダブルズームキットに付属のレンズは、KDXのものとは異なり、EOS Kiss X2から組み合わせになった手ぶれ補付きのEF-S18-55mm F3.5-5.6 ISとEF-S55-250mm F4-5.6 ISになっている。 このX2/X3キットレンズが、KDXのキットレンズから変わったのか、それとも変わらなかったのか、非常に興味があったところなので、今更ながら早速試してみた。 また、世界最高高倍率のTAMRON AF18-270mm F/3.5-6.3 Di II VC LD Aspherical [IF] MACROも入手できたので、何かとキットレンズと比較されるレンズでもあることから、一緒に比較しつつ試してみた。 結果の紹介に入る前に、現在の市場状況を確認しておこう。 Amazon.co.jpでの価格状況(3009/10/8時点)
X3は、本体のみよりレンズキットのほうが安いという逆転現象が生じている。 キャッシュバックキャンペーン中でもあり、なんと現在のダブルズームキットと本体のみの差額がキャッシュバック後で12,980円しかない。12,980円で2本のレンズが手に入るのであるから、これはかなりお徳である。 TAMRON 18-270mmも、ずいぶん値段がこなれてきて50,025円まで下がってきており、ボディと比べても安くなくなってきて心理的にも買いやすくなっているではないだろうか。 さて、肝心のテスト結果であるが、「画角」、「解像度」、「その他」の3つに分けて整理したので、以下のリンクから順番に見ていただきたい。また、最後に主観的ではあるが使用感も述べているので興味あればご覧いただきたい。 なお、これらの私の試した結果は、私が手にした個体での結果であるので、必ずしもすべての製品で同じような結果になるかは不明であることを付け加えておく。 1.キットレンズと高倍率レンズの画角を試してみる! 2.キットレンズと高倍率レンズの解像度を試してみる! 3.キットレンズと高倍率レンズをさらにいろいろ試してみる! 4.キットレンズと高倍率レンズの使用感について語る! |